アイスピグ管内洗浄
アイスピグ管内洗浄工法は、イギリスのブリストル大学で発明された圧力管路を洗浄する特許工法です。
特殊アイスシャーベットはSIS(特殊アイスシャーベット)製造機によってFPD(氷点降下剤)を添加した水から造られるアイススラリーです。
特殊アイスシャーベットは氷(固形物)の割合が多い(粒子が細かい)のが特徴で、普通のシャーベットとは違います。管内面の汚れを擦り取る能力に優れ、また管内に堆積する砂や石などの夾雑物をシャーベット内に包み込んで運び、管外に排出することができます。
当社は製氷機を所有していませんが、アイスピグ研究会の会員として受注することができます。
当社が九州初施工を承った際には、地元新聞に記事が掲載されるなど、非常に注目度の高い工法です。
※本動画は、アイスピグ研究会より許可を受けて転載しております※
http://www.icepig.org/(アイスピグ研究会HP)

製氷機デリバリーユニット

シャーベット収納タンク

特殊アイスシャーベット

吐出口側で洗浄効果確認
工法の特徴
- 管内の赤さびや夾雑物をソフトに洗浄し、管壁を傷めません。老朽化した管路でも安全に施工できる工法です。
- 従来は除去できなかった伏越部に溜まった夾雑物も管外へ排出することができます。
- 使用する特殊アイスシャーベットは、「水」と「人体に無害なFPD」を材料としており、人体にも環境にもやさしい工法です。
- 管内に注入した特殊アイスシャーベットは、水流と水圧で押し流します。
- 従来のピグ工法と異なり詰まることがありません。また口径の変化や曲がりにも追従して、管内をくまなく洗浄できます。
- 作業時間が短く、一度に長い距離を洗浄することができるため、断水時間を短くできます。
- 従来工法のように洗浄後に夾雑物が残らないため、ウォーターフラッシング時間が短く、水の使用量を節約できます。